【自己紹介】 Chieriってどんな人？

はじめまして、Chieri (ちえり)です。

デザイナー16年目。16年間独学でアクセサリー作りを学び、ブライダルアクセサリー・オーダージュエリー・刺繍作品の製作・販売、アクセサリースクール主宰などの活動をしています。　

ただただ好きな事をやり続けていたら、趣味だった刺繍がいつのまにか仕事になっていました。

今までに800名以上のお客様からアクセサリーの相談をいただいたり、雑誌掲載やパリでの展覧会出展、素敵なデザイナー仲間ができたり、旅行先やカフェ好きな場所で働けたり...数年前には想像できなかった夢がひとつずつ叶っていってます。

こう書くと、順風満帆に見えますが、過去は、正直、しんどいと感じる時間の方が多かったです。笑

自己否定をしまくって、人生に悩んで、悩んで、もがきまくって、、

" 生きてるのに全然楽しくない "

そんな生き地獄のような感覚をも感じて生きてました。

書きながら当時を思い出し、ズドーンと重い気持ちになりましたが、この機会に今まで書き留めることのなかったことを書こうと思ったんです。

なぜそんな気持ちになってまで書くの？

それは、私自身が、過去大変な経験をされながらも自分の幸せを見つけ、幸せに夢を叶え生きている方のblogや言葉にたくさん助けられてきたから。

怖くて一歩踏み出せない時に、踏み出す勇気をくれたり、辛い時に、まだ私はやれると力をもらい、進み続ける勇気をもらったからです。

あと、スクールの生徒さんと話していると、なんとなく「ちえりさんだから」出来たんじゃない？って思われてるんだろうなって思う時があって、「いや、自信も気力も何もなかった私が出来たんだから、あなたもできるよ。大丈夫。」って本気で思うんです。

私の経験が、誰かの勇気や夢に繋がるきっかけになれたら...こんなにも幸せなことはない

そんな想いがあって書かずにはいられませんでした。

自分の深いところで自己対話を繰り返して、時にはコーチングを受けて、人にサポートしてもらいながら、向き合い、ひとつひとつ勇気を出してきました。

ぜひ、読み進めてもらえると嬉しいです。

【楽しい記憶がない、私の幼少期】

(はじめから結構なインパクトが、笑。強弱ある文章で書いているので、アトラクションのように楽しまれてください)

私が生まれ育った所は、キラキラした世界とは程遠い田んぼに囲まれた田舎。

両親は公務員で、親戚も学校の先生や公務員など、どちらかというと真面目でお固い仕事。

性格は内気で、自分の感情を外に出すことが苦手だった私は、学校での集団生活にも馴染めず、悪口を言われても我慢して溜め込んで...今思い返してもあまり良い思い出がない幼少期。

両親も当時共働きで、あまり一緒に過ごした記憶がなく、いて欲しい時にいてくれなかったので、私は子供ながらに大切にされてないんだと本気で思ってました。(最近になって、めちゃくちゃ大切にされてたんだって知ることができましたが)

ただ、そんな中でも、私が輝けた瞬間があってね、

それは、自分ひとりの世界にこもって、ひとり遊びをする時間。

当時流行ってたシルバニアファミリーで遊んだり、1人インタビューごっこ、家の前でぼーっと空を眺めて、この空がどこに繋がっているのか、ここ(田舎)以外に広がる世界を勝手に想像してはにやにやしてました。

そのひとりの時間は、誰にも邪魔されず、ただただ平和で幸せな時間だった。

自己肯定感が低く、1人我慢大会を繰り返す芸大～会社員時代。

高校3年の進路決定の時、はじめて自分で決めたこと

「大学でデザインを学びたい」

ただ、その決断も勇気がいって、友達が、福祉関係・学校の先生・看護師と安定な未来を描くなか、私はデザイン系に進んでいいのかな。そんなこと葛藤がありました。

でも同時に、心から湧き上がる強い何かを感じてました。

無事、芸大の試験が受かって、関西に進出！

待ちにまった楽しい大学LIFE〜！初めから楽しみまくるはずだったのに現実は、自己主張強めな個性的な人達に囲まれて「私、やってけんのかな？」って、毎日不安でした。

はじめての一人暮らしで、都会や新しい環境に慣れるのにただただ必死で、私はここにいていい。そんな居場所をずっと探していたな...。

思ったことをはっきり言えて、明るくオープンで友達もすぐできる。

そんな友人達を見ていると、

内気で、自信がなく、思ったことがあっても気を遣って言えない。

そんな自分が嫌で嫌で、

デザインを学びに来たのに学ぶことより、日々の色んなどうでもいい事に悩んで楽しめなかったこと。。

これは今でもほんと悔しいけど、そんな大学時代でした。

大学卒業後は、「デザイナーになれるのは一握りだから、私なんかがなれない...」と一瞬で諦め、アパレルの販売員に。

配属先は東京。関西から東京に出て心機一転のはずが、新たな環境に上手く馴染めず。

弱音もはけずに我慢をし続け、気付いたら軽い鬱状態になっていて、新卒で入った会社をたった3ヶ月で退職しました。

こんな形で無職になって、悔しくて、悲しくて...その膨れ上がった感情をどこにぶつけていいか分からず、その当時は、自分を責めることしか出来なかった。

その頃は、我慢するのが当たり前と思い込んでたから、社会に出て、先輩に嫌な事を言われたり、身体がボロボロになって深夜まで働いても、

そんな環境で耐えることが普通と思ってたし、出来ない自分を隠して、誰かに認められるためにとにかく必死だった...

自己肯定感の低さのせいで、楽しむ余裕なんてないし、ずっと1人我慢大会を繰り返してたな～(笑)

もう、世界一の最優秀賞用を自分で自分にあげたいわ！！！

景品は世界一周旅行でも足りんけど、な。笑

とも思う。

「このままでいいの？私の人生...。」30歳目前にして本音に気づく

その後もただただ月日だけが経って、３０歳を目前にして、ふと思った。

というか、もう色々限界だった...。

「私の人生さ、このままでいいの？」って弱々しいけど、必死に訴えてきた。

そこでやーーーーっと、

「もう、我慢せずに好きなことやりたい！やりたいことやって、もっともっとこの人生を楽しみたい！」って本音が出た。

会社員の時も、頭のどこかでデザインのことを考えていたし、何かを作ってる時が最高に幸せだった。友達と作品展をしたり、ブライダルアクセサリーを手探りで作り始めていた。

ブライダルをやるきっかけになった『親友のために作ったオーダーアクセサリー』

そう、心では分かってたのに、頭で「いや、好きなことを仕事になんかできないから！」って、ずっと本当の気持ちを押し込んでいた。

そりゃあ、苦手な接客や表入力とか、やりたくないことやって、仕事帰りに泣くよね・・・

でもこの時、「本当の気持ち」に気づいたことで、私の人生は少しずつ、変わりはじめた。

独立してすぐ、お給料と一緒の金額を受け取った時の感動は、死ぬまで忘れない！

約5年前に独立をした時に、当時経営やビジネスのことを何も知らなかった私は、紹介してもらったコーチの方に色々教えてもらいながら活動してました。

今まで自分のやり方や考えだけでやってきた私は、その道のプロに相談したことで「え！こんな考え方があるんだ！」とすごく衝撃を受けました。そのアドバイスを素直に受け取り、ご飯と寝る時以外はずっと仕事してました。

その当時のイノシシのような勢い(笑)と、いただいたアドバイス、オーダー下さったお客さまのおかげで、初月に会社員時代のお給料と同じ金額を受け取ることができた時は、もうもうなんとも言えない気持ちになりました。

その時の感動や感謝の気持ち、なんとも言えない感覚は今でも忘れません。きっと、一生。

独立してから、人の縁にもすごく恵まれていたな。そんなことを感じたブライダル撮影会でした。

独立して3年、、疲れ果てていた。

独立した当時、ウェディングの固定概念が変わり始めていた。

花嫁・花婿が一から自由に選べるオーダーウェディングが少しずつ浸透していっていました。

そんな結婚式の自由度が広がる中で、

花嫁自身が納得する、自分らしいアクセサリーを付けて欲しい。という想いで、

800人以上の花嫁さんにアクセサリーをお届けしました。

作ることがすごく楽しかったし、喜んでもらえて、求められることが嬉しかった。百貨店イベントへの出展や雑誌掲載の機会もいただいて、昔描いていた夢を少しづつ叶えてる実感がありました。

でも、その喜びと同時に、何か違和感があった。

なんか、しんどい...。

そのちょっとした違和感に気付くことができず、そのまま進んでしまい、

ある時、突然、一気に崩れました...

「あ、もうダメだ」となり、強制終了

あれだけ毎日投稿していたインスタも見ることでさえ辛くて、誰か人と合う気力もないし、むしろ会いたくない。

好きだったアクセサリー作りも気付かない内に「作らなければ！」の義務感になっていて、いつの間にか嫌いになっていた。(これが、すごくつらかった！)

なんでこんなに頑張ってるのに、どこか幸せじゃない。なんで頑張ってるのに、、最後にはいつもしんどくなる。

ねぇ、なんでなん？！なんでなん...。

その強制終了があり、今まで背けていた自分の内側と初めてちゃんと向き合いはじめました。　本音を知るのが怖くて、恥ずかして、私が逃げてきたことに。

もう逃げずに、今回は向き合いなさい。もっと自分を大切にして。そう言われていると思うしかない。

（正直、そう思えたのは数年も後だけど。）

独立してから、スキルや考え方をとにかく学び続けてきました。

学ぶとなんか成長した気になるし、進んでる気になるから。

でも、進んでるように思えただけ。勉強することに逃げて、ずっとごまかしてきたんです。

何かに焦り、自分でもよく分からない不安を消すのに必死で走り続ける...

どこかで気付きながらも、放置してしまっている自分に、この強制終了で向き合わざる終えなくなった。降参...。

降参した後は、今まで自分を苦しめてたクソ価値観（ここではあえてクソと書きますわね）や思い込み、両親との関係、自分の弱さ、性格の悪さ、見たくないところを2年かけて向き合ってきました。(ここは話すと、めちゃくーちゃ長いのでここでは割愛。　また記事にまとめます)

私ってただいるだけで良かったんだ。そう思えた時に、モノクロからカラフルな世界に変わった。

今までくっついていたクソ価値観を、ひとつひとつ私が望む『 幸せな価値観 』に上書きしていって、軌道修正をしながら、軽くしていきました。

今まで、「独立したら幸せになれる」「たくさん売れたら幸せになれる」「〇〇したら幸せになれる」と今ある幸せを感じ、見ることもせずに、どこか満たされない現実を無視して、未来ばかりに期待をしていた。(それが、本当にしんどかった。泣)

でも、諦めずに向き合い続けて、今ある幸せを感じることができるようになり、やっと、生きていることへの感謝ができるようになりました。

それと同時に、自分が本当に望む生き方や仕事の仕方、人間関係を

「どんな風に働きたい？」

「何を大切にしたい？」ってもう一度考え直した。

当時書いていた📖。気付いたら数ヶ月で数十冊のノートを書いてた。

そうやって、自分の声を丁寧に聞いていってあげると、パズルのピースがはまるように、心からやりたかったことのチャンスがくるようになったんです！！

スクールやオンラインサロンを立ち上げたり、パリでの展覧会で世界中の方に作品を見てもらえたり、信じられないことが起こるようになりました。

笑顔が最高すぎるアクセサリー体験会参加のみなさんと

夢のようなパリでの作品展示

外面的な変化も大きかったけど、内面的な心の変化も大きかった。

今まで、勝手に敵を作り、歪んで見ていた世界は、本当はただただ「安心でしかなかった」

昔から、私には、私がどんな状況、どんな状態になっても

応援し支えてくれる人がいて、そこには温かい繋がりがすでにあった。

そして、できない自分・弱い自分・性格の悪い自分、どんな自分もここにいていいと、弱さを認めれたことで、世界が広がり、「何があっても大丈夫」という強い自信が湧きあがってきた。

毎日、楽しさの濃度が濃い(笑)

35歳、そう思えるようになった今、

やっと1秒1秒を生きてるって感覚があります。

【最後に】私がBLOGを書く理由。

いろんな経験をして、今でこそ愛おしいと思える私の人生。

今まで、800人以上の女性の相談に乗ってきた中で、やってみたいけど自信がないんです。と、自信のなさを理由に諦めてしまう方が多いなと感じました。私もでしたが、人のことはすごいとゴリ押しするのに、自分の価値を低く見積ってしまっちゃってるんです。

でも、みなさん、心に秘めた夢や願いを持ってるんです。それが小さいことでも、大きいことでも。

私がこうやってブログを書いたり、活動しているのは

・自分の感性を生かして、自分や相手も幸せにする、アクセサリー作家の仕事をして行きたい

・昔、好きだったビーズ遊びや物作り、大人になった今もその好きなことをやり続けたい

・自分の大切なもの(健康・人間関係・お金)を大切にしていきながらも、どんどんチャレンジし続けていきたい

・本当は、心のどこかで私はできるって思ってるけど自信がない。背中を押して欲しい

そんな女性達を応援したいからです。

そして、一緒に楽しいと思える世界を作っていきたいんです。

人に変化を与える。というのとはちょっと違って、まずは、私が色々な経験や体験を通して成長していくこと。

転んでは立ち上がって、不器用ながらも、進んでいく姿を見てもらうことだと思います。

私も周りにいてくれる人生を楽しむ方達からたくさんの影響を受けてますが、イキイキした人のエネルギーって必ず連鎖しますからね。

初めは小さくても、

必ず幸せな世界が広がっていくと信じて。

最後に、このブログで書こうと思っている記事を紹介します。

私が心と向き合い、育ててきた幸せマインドを中心に書こうと思いますが、他にもアクセサリーデザインの世界に一歩踏み出してもらえるような、あれやこれやを書こうと思います♡

●幸せに生きるマインド

●アクセサリーや刺繍の技法、スキル的なこと

(素材オタクなので結構、マニアックなことも書きます)

●イメージ力・デザイン力を高めるために

●美しいものから受けるインスピレーション

●デザインを仕事にする

などなど。

リクエストがありましたら、ぜひコメントで教えてくださいね＾＾

では、

最後まで読んで下さってありがとうございます♡